2054年東京――。<br />
警視庁特務捜査部七課、通称「麻薬特捜」の課長補佐、桐沢レイ。 東京における麻薬捜査及び麻薬組織撲滅を任務とする七課の敏腕捜査官。<br />
特殊電磁警棒の使い手で、接近戦技術は「警視庁」最強と言われている。そんな彼女の相棒、超一流の電子技術もつ新人捜査官・泉風子。<br />
現場叩上げの完璧主義者レイと、世間知らずのお嬢様育ちで何かと抜けが多い風子のコンビは不思議と息が合い、数々の修羅場も乗り越えてきた。<br />
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ある日、二人は敵アジトに潜入して麻薬組織「12天使」に関するの情報を手に入れる。組織に囚われている女性たちがある場所に移送されるというのだ。<br />
そこで二人は七課長・後藤の反対を押し切り、東京で最も危険な街、新宿に潜入することに。しかしそれは「12天使」のボス黄龍によって巧妙に仕組まれた報復の罠であった……。